犯罪・刑事事件の解決事例
#DV・暴力 . #慰謝料 . #養育費 . #財産分与

離婚事件で相場を超える養育費を勝ち取った事案

Lawyer Image
児玉 明謙 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人児玉明謙法律事務所
所在地東京都 文京区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

ご依頼者様は、離婚を検討されておりましたが、お子様がご病気がちであるにもかかわらず、十分な養育費をいただけておらず、また、離婚の意思を伝えたところ、ご依頼者様のお住まいを売却するということまで相手方から伝えられ、お困りになりご相談に来られました。

解決への流れ

まず、お子様が病気がちで多額の医療費などがかかることを領収証などで丁寧に調停において主張立証しました。結果、お子様の医療費などは裁判所が定める基準の養育費では賄えないことが裁判所にも分かっていただけました。また、綿密に夫婦の財産を分析したところ、相手方は自宅に住んでおらず、自宅に価値を見出していない一方で、相手方には換価したくない、ある資産があることが判明しました。他方で、単純に夫婦の財産を半分にすると、ご依頼者様が自宅を確保するには莫大な金額を相手方に払わなければならないことも判明しました。そこで、戦略として、相手方が大切にしている資産には一切手を付けない代わりに、当方が家を確保するという交換条件を提示しました。さらに、お子様のご病気などの出費についても予め一定額を養育費に加算する代わりに、当方からは請求しないことを提案しました。また、ご依頼者様が受けられてきたDVなどについても粘り強く主張を重ねました。その結果、①何も金銭を支払うことなく自宅を確保し、ローンも相手方が支払うこととし、②養育費についても裁判所の算定額の1・5倍を確保し、③さらに、解決金も確保しました。

Lawyer Image
児玉 明謙 弁護士からのコメント

調停そのものは長期間かかりましたが、諦めずに粘り強く正当な主張を続けたことが良い結果に繋がりました。